この記事には…
- 公式テンプレートに含まれているマクロ
- ティラノビルダーでの回想モードテンプレートの項目
が載っています
最初からプロジェクト内に作成されている公式テンプレートを使って、回想モードを作る時のマクロ(タグ)の説明です。
実際に回想モードを作る方法の記事(※スクリプト版)はこちら
→公式テンプレートで回想モードを作る
上記記事+本記事のPDF版はこちらのセットからダウンロードしてください。
→【非公式解説書】回想モードセット(ティラノスクリプト) – 七月十六夜のデータ露店 – BOOTH
ティラノスクリプトV507cを参照しています。
本記事ではティラノビルダーでの対応についても載せています。
各マクロ紹介
replay_image_button(ビルダー:デザインエディタ・回想ボタン)
回想モード画面のボタンを作成します。
必ず、「該当のシーンが読めるとき」「読めないとき」用の画像(計2種類)を準備しておいてください。
パラメータ | 必須 | 解説 | ビルダーでの対応 |
name | ○ | 文字列で設定してください。(日本語ok) 回想モードのキーになります。 setreplayのnameと一致させる必要があります。 意図する場合を除いて、キー同士は異なる文字列を指定してください。 | 「ゲームセッティング」 →「回想モード」項目 →「回想管理」の登録名 |
graphic | × | 「該当シーンが読めるとき」のボタン画像です。 画像はbgimageフォルダに保存してください。 この後の処理はreplay.ksの*clickcgになります。 | デザインエディタで 「クリックで画像変更」 より指定 |
no_graphic | × | 「該当シーンが読めないとき」のボタン画像です。 画像はbgimageフォルダに保存してください。 この後の処理はreplay.ksの*no_imageになります。 | 「ゲームセッティング」 →「回想モード」項目 →「その他」タブ より指定(全体で統一) |
x | × | ボタンの横位置を指定します。 | X |
y | × | ボタンの縦位置を指定します。 | Y |
width | × | ボタンの横幅をpxで指定できます | Width |
height | × | ボタンの高さをpxで指定できます | Height |
setreplay
ゲームシナリオに設置することで、回想モードの既読フラグになります。
このタグが読み込まれた時点で、該当の回想モードが実行できるようになります。
回想モードの開始予定場所には、必ずラベル(*~)を設置してください。
パラメータ | 必須 | 解説 | ビルダーでの対応 |
name | ○ | 文字列で設定してください。(日本語 ok) 回想モードのキーになります。 replay_image_buttonマクロのnameと一致さ せる必要があります。 意図する場合を除いて、キー同士は異 なる文字列を指定してください。 | 「回想エンド」 コンポーネントの 「対応する回想」 |
storage | ○ | 該当の回想シーンがあるシナリオファ イルを指定してください。 | 「ゲームセッティング」 →「回想モード」項目 →「回想管理」 で設定 |
target | ○ | 回想モードを開始する位置のラベル名 を指定してください。 | 「ゲームセッティング」 →「回想モード」項目 →「回想管理」 で設定 |
endreplay
回想シーンの終わり=回想モードへの戻り地点に設置してください。
戻る処理が上手くいかない場合は、マクロ前で調整するか、マクロ内の処理を調整することをお勧めします。
パラメータ | 必須 | 解説 | ビルダーでの対応 |
なし | なし | なし | 「回想エンド」 コンポーネントに 機能が含まれている |
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